24年5回目・6月7日(木) 今回はタモを3回も使った!
釣れた魚(奥と2人の釣果です)
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カレイ4匹、タナゴ5匹、アブラコ1匹、ソイ4匹、チカ3匹 もらい物チカ5匹、鬼イソメ
場     所
小樽若竹岸壁
実 釣 時 間
(竿を出している時間)
午後1時から9時(8時間)
持っていった餌
赤アミ、撒き餌(糠とアミ)、鶏もも肉、生イソメ小
使用した仕掛け
2号素針サビキ、イカ用テーラー(小)、超欲張り仕掛け簡易版
大型クロは、6月7日に若竹岸壁で釣れる
加工前の大きい写真はjimdoサイトにアップしてあります。
今回はお昼ご飯を食べる前に家を出た。途中で塩イソメと餌木用の竿を2本持ってくるのを忘れたことに気がついた。取りに帰るにはちょっと遠くまで来すぎた。イソメは生を買うことにしたが、餌木の竿はどうにもならない。もしイカが釣れていたら、テーラーの餌釣りと5連スッテでしのぐしかない。前回、餌木で隣の方が爆釣していたので今回は餌木も試してみようと思っていたんだが……。
イソメを買いに手稲の釣具店に寄ったとき、5.4メートル2号という「小樽用」と書かれた磯竿を買った。「小樽用」とは意味がわからない。
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南防波堤(午後1時4分)
札幌から行って、小樽港の一番手前の釣場、南防波堤からみていった。ほとんど釣り人はいない。「札幌まつり」は14、15、16日だが、例年この時期は豆イカが釣れる。昼間でも豆イカなら釣れるような気はするが……。
この防波堤の沖にニシンが戻ってくるようになって、少し釣り物が変わってきているかもしれない。
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若竹岸壁(午後1時9分)
若竹岸壁は狭いが、海に向かって右、左、正面と釣りができる。右側は南防波堤がよく見える。
左側の観覧車が見える側が少し混んでいて、チカが釣れていた。
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勝納埠頭右端(午後1時18分)
勝納埠頭右端、左の角でチカ釣りをしていた方に聞いてみたが、「まだ何も釣れない」と言っていた。投げ釣りの人もいた。
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第一埠頭(午後1時33分)
前回の釣りで、隣の人が餌木でいっぱい、豆イカを釣っていた、自分たちは1パイ釣れた第一埠頭。
基部付近で2組、釣っていた。「ウグイでもいいから竿をゆらしてほしい」と言っていた。
もっと先の色内や厩もみたかったが、勝納、第一と何も釣れていなかったので、同じ様なものかなと思い、少しチカが釣れていた若竹に戻ることにした。
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若竹岸壁(午後3時37分)
戻ってきてみると、人が増えている。
最初に来た時は、チカが20匹くらいバケツに入っていた方の隣があいていたんだが、もうあいていなかった。もうちょっと沖側に広いところがあったので、そこで釣ることにした。
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初めてのチカ(午後4時28分)
チカの竿を2本出した。
何にも釣れない。周りもほとんど釣れない、極たまに何処かでチカが釣れているが、みんな、「今日は釣れない」と言っている。
右側で釣っていた方は、「釣れないので帰る。チカ5匹あるけどいらないかい!」と言ってくれた。即「いただきます!」と返事をした。
この若竹岸壁専門にサビキ釣りをしているという方が、貴重な話をしてくれた。ここのチカは、2号ウイリーの仕掛けが一番釣れる、素針の仕掛けも釣れるが、ウイリーのほうが3倍くらい釣れるらしい。この説には心当たりがある。以前色内のイワシ釣りでもウイリーだけが釣れていたことがある。ウイリーの毛は紫外線をあてると光るのだ。海中で目立つし、アミをこすりつければ匂いもする、これで3倍釣れるのかもしれない。ウイリーを自作することはむずかしそうだ。2号素針で対抗するには、質のよいアミを使うことが大事だと思う。
釣れないので、奥は町の方に遊びに行ってしまった。場所替えするのも面倒だし、2号素針仕掛けのアミを時々つけ直しながら釣っていた。が、何も釣れない。
上写真のチカは、奥が帰って来てすぐ釣れた。チカがかかるのを見計らって帰って来たみたいだと思った。貴重なチカだ。
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ヨット練習中(午後4時38分)
ヨットの練習をしていた。
ヨットに乗った二人が、舵取りと帆の操作をして、ブイの周りを何度も、回っていた。投げ竿を1本出していたので、糸が引っかからないかちょっと心配だった。

イソメを買ってきたので、投げ竿も1本出すことにした。仕掛けは超欲張り仕掛けの簡易版だ。チカの素針仕掛けの糸の太さと針の号数を変えただけのもの。幹糸4号、ハリス1号、針は8号だ。
イカのテーラー(小)の竿は2本出した。今回買った小樽用の磯竿も使ってみた。少し胴調子気味でもうちょっと先調子のほうがいいのだが、感触は良い。
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イシガレイ(午後4時55分)
今回は竿先に鈴をつけておいた。鈴は、竿先を見つめていなくても大きいあたりだとよく聞こえるので便利だ。
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午後6時の釣場
今は日の入りは7時過ぎなので、6時でもずいぶん明るい。この時間には誰もいなくなってしまった。
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超欲張り仕掛け(午後6時5分)
何も釣れないので、ちょっと南防波堤側の様子を見てこようと歩き始めたら、投げ竿の鈴が鳴ったような気がした。
あわてて戻ると、投げ竿の鈴がチリチリなっている。巻いてくると、重い。ただ重いだけなら昆布かヒトデだと思うが、時々ピクピクする。どんな大きいのが釣れたのか期待したが左写真のように上から、カレイ、星、アブラコ、星がついていた。
釣りは、このドキドキが楽しいのだ。

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チカ(午後6時18分)
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投げ竿と夕日(午後6時42分)
チカもほとんど釣れないし、釣り人はみんな帰ってしまう。さびしい釣場になったが、電気を点ければ何か釣れるかも思ったので、集魚灯と紫外線ライトも点けてみた。
電気の真下に垂らした2号素針がピクピクするので、上げるとウグイだった。15〜20センチくらいのウグイが釣れる。ダブルでかかると重いし、よく引くがやっぱり、ウグイではいくら引いても楽しくない。最初はウグイかどうかわからないのでちょっとドキドキするが、グーッと竿を持っていかれるとがっかりする。
紫外線ライトでは、イカのテーラーに光をあてて蓄光させたりしてみたが、餌の鶏肉は全然かじられたあとがなかった。イカはいないみたいだ。
奥は気に入ったゴメにウグイを投げてやっていたが、横から大きいトンビみたいなものにさらわれて、弱いゴメはなかなか餌にありつけない。鳥の世界もきびしいものだ。
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クロガシラ(午後7時6分)
日の入りちょっと前、投げ竿の鈴がチリンチリンと鳴った。
リールを巻いてくるとピクピクと引いている。アカハラかアブラコだと思った。海面にあがってくるとカレイが見えた、それも大きい、タモと思ったが、引き抜いた。無事上げることができたが、写真を撮ったあとすぐ、ひとはねして、0.8号のハリスが切れた。あぶなかった。自分の仕掛けはハリスが細いのでやっぱり、タモは必要だ。
以前ここで、隣の方が大きいクロガシラを釣ったのをタモ入れしたことがある。ナント、日付をみたらその日も6月7日だった。6月7日は大型クロガシラが釣れる日なんだと思った。
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小さめのクロガシラ(午後7時48分)
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チビゾイ(午後8時10分)
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大きいタナゴ(午後8時44分)
集魚灯の下にかなり大きい、泳いでいる魚の影が見えた。イカとはちょっと違うようだと思った。アカハラにしてもちょっと丸っこいような気がしたが、タナゴとは思わなかった。
「お父さんちょっと大きいのがかかったからタモ、タモ!」と言うのでタモを出して上げてみると、たぶん今まで釣ったタナゴの中で一番大きいんじゃないかと思われるタナゴが釣れた。
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大きい2匹目のタナゴ(午後9時10分)
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鬼イソメ(午後8時49分)
奥が、「何か大きいものが泳いでいる!」と言うので、見てみると鬼イソメだった。タモで掬ってみた。意外とむずかしくて、1回目は失敗したが、2回目で成功した。タモに入った途端、白いものをまき散らし、体が3つくらいに切れた。
以前、誰かのブログでこの鬼イソメは良い餌になるようなことを書いてあったので、持って帰ることにした。


●今回の料理
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8日の晩ご飯
ソイ、アブラコ、チビカレイ、チカはから揚げ、クロガシラは刺身にした。○印はタナゴのコッコとクロガシラのキモをかき揚げにしたもの。
みんなおいしかったが、クロガシラの刺身は水っぽくて思ったほどではなかった。血抜きしなかったからだろうか。
普段小さいのしか釣れない自分の負け惜しみかもしれないが、カレイは小さい方がおいしい。
そんなことはないか……。
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タナゴのコッコ
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塩焼き用のカレイとタナゴ
今回釣れた大きいタナゴ2匹、お腹に小さいコッコがいっぱい入っていた。タナゴは卵胎生なので、魚の形をしたコッコがお腹に入っているのである。初めてみたときはびっくりしたモンだ。そのコッコはかき揚げにして食べてみた。味は微妙。親のほうは塩焼き用にした。

今回の釣りの感想は、………(^_^)
鬼イソメだが、塩をして身をしめるとほんとに良い餌になりそうだ
チカと豆イカが釣れなかったのが残念だ!近いうちに再挑戦したい!

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