ホッケなどの籠、浮きの垂らし釣り
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港内にホッケが入ってくると、投げ釣りでも釣れるが、岸壁の垂らしでも釣れることがある。
〈参考釣行〉 15年4月29日16年3月6日
この仕掛けは、ただ、垂らしておくだけでなく、コマセ籠をつけたり、更に浮きをつけたりして、広範囲に、また隣の人よりたくさん釣る仕掛け。

まず、竿であるが、籠をつけたりすると重いので、投げ竿を使う。
大五郎の場合、投げ竿は、2号のナイロンに5号の力糸を結んでいるが、その力糸に浮き止めの糸を縛ればあとは、図のように各部品をつければよい。
サビキの部分は、7号のヤマメ針(ハリス1号)で自作すれば最も良いが、面倒なら市販の、皮やスキン付きのサビキのそれをむしり取ればよい。ハリスは、1号以上はないと大きいのがかかったら切れてしまう。
これに餌をつけるのであるが、マグロ、オキアミ、いそめなど、その時によって食いが立つ餌があるようだ。15年4月29日のホッケは、イカ釣りの餌に持っていた鳥のササミ肉で爆釣したことなどもある。皮やスキン付きで、餌なしで釣れる時もある。
この仕掛けは、浮きと籠の大きさ、下につけるおもりのバランスが大事だ。浮きは10号以上はないと、籠にコマセを入れたら沈んでしまう。
下のおもりは軽い方(1〜3号)が食いが立つことがある。

垂らし釣りは、釣れる場所が一カ所に集中して、そこに入れないことが多い。ちょっと離れると釣れなくなる。そんなとき、この仕掛けで少し遠目に投げたりして、広範囲に探ることができる。

短所としては、コマセを籠に入れたり、仕掛けをセットするのがとても面倒なことだ。面倒なことをして釣れないこともあるので、その見極めが大事だ。

それから、これはすべての釣りにいえることだが、針先はいつも鋭利にしておかなければ魚は釣れない。針先を爪の上に置いて滑るようなら、研ぐか、交換した方がよい。 (平成21年9月記)


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