竿先ライト(LED・ボタン電池)
竿先ライト完成品
夜釣りの置き竿で釣っている時、アタリをとるのに竿先ライトは必須アイテム。
よく使われているのがポキッと折って使うケミカルライト。百均でも安価なものが売っているが、品薄気味であるのと、品質的にもちょっと問題はある。またケミカルライトは名前の通り化学発光なので、気温が低いと明るくなりづらい。
リチウム電池を使った市販品もあるがかなり高価。また、白色のプラスチックで完全密封されていて、縮めたり延ばししたりしてスイッチが入ったり切れたりする、ケミカルライトと同じ大きさものを3個買ったことがある。1個300〜400円位したが、スイッチの接触が良くなく、電池もかなり消耗していた。3個のうち2個が使い物にならなかったこともある。
そこで、LEDライト付きのキーホルダーを利用して自作して見た。
●用意するもの
LEDライト付きキーホルダー
ふうせん
ボールペンの芯
写真上左=百均にLEDライトがついたキーホルダーが売っている。電源はボタン電池だ。いろんなタイプのものが売っているが、スイッチを押している間だけ電気が点いているタイプのものは適当ではない。点いたままになるもので、なるべく軽いものが良い。上左写真の中では左のSTRAP LIGHTというのが一番軽い。これなら1号の磯竿につけても何とか使用できる。またテスト用の電池入りで売っているものが多いが、その電池の寿命は当たり外れがある。今回10個買ったが2個は点かなかった。
写真上中央=簡易防水するのに使う。
写真上右=書けなくなったボールペンの芯。インクがない部分を使う。
写真上中央=簡易防水するのに使う。
写真上右=書けなくなったボールペンの芯。インクがない部分を使う。
グルーガン
接着剤とカッター
■道具類
グルーガン=溶剤を熱で溶かして接着する器具で、約1分くらいでかなり強力にくっつく。(ガンが温まるまで3〜5分かかる)
そのほかの接着剤として、瞬間接着剤を使う。
カッターはいろんなものがあるが、細かい作業の出来るものが良い。写真のまん中に写っている鉛筆のような形状のものが、今回の作業には適している。写真のエポキシ系接着剤と大きいカッターは試しに使ってみたが、あまりよい結果は得られなかった。
グルーガン=溶剤を熱で溶かして接着する器具で、約1分くらいでかなり強力にくっつく。(ガンが温まるまで3〜5分かかる)
そのほかの接着剤として、瞬間接着剤を使う。
カッターはいろんなものがあるが、細かい作業の出来るものが良い。写真のまん中に写っている鉛筆のような形状のものが、今回の作業には適している。写真のエポキシ系接着剤と大きいカッターは試しに使ってみたが、あまりよい結果は得られなかった。
《まず最初にボールペンの芯で、竿先にLEDライトを固定するものを作る》
ボールペンの芯をカッターで成形する
アタッチメント(特許申請中?)
竿先に「パチッ」とはめ込むことを可能にするもの(アタッチメント)をボールペンの芯で作る。
左図のように、書けなくなったボールペンの芯のインクの付いてない部分をカッターで成形する。芯の太さの違うものを使えば、1号の磯竿からかなり太い投げ竿まで色々な竿に対応したものを作ることが出来る。(ボールペンのインクは落ちにくいので、必ずインクのない部分を使用)
この作業は芯のプラスチックがかなり硬いので、一般的なカッターより細かい作業の出来る"デザインナイフ"のようなものを使ったほうがうまくいく。(上カッターの写真参考)
左図のように、書けなくなったボールペンの芯のインクの付いてない部分をカッターで成形する。芯の太さの違うものを使えば、1号の磯竿からかなり太い投げ竿まで色々な竿に対応したものを作ることが出来る。(ボールペンのインクは落ちにくいので、必ずインクのない部分を使用)
この作業は芯のプラスチックがかなり硬いので、一般的なカッターより細かい作業の出来る"デザインナイフ"のようなものを使ったほうがうまくいく。(上カッターの写真参考)
キーホルダーの余分なものを取ったもの
●作り方 今回は右の写真のキーホルダーを使う
基本的には、LEDライト付きキーホルダーの鍵をつける部分をはずし、ボールペンの芯で作った、竿先の太さにあったアタッチメントを接着剤で取り付けるだけである。
が…、天気の良い日に投げ竿で使うのならいいが、竿先が海中に沈むかも知れないサビキ釣りや、雨や雪にも耐えるには、防水処理をどうするかもかなり重要な要素になる。
今回は防水仕様の竿先ライトを紹介する。
が…、天気の良い日に投げ竿で使うのならいいが、竿先が海中に沈むかも知れないサビキ釣りや、雨や雪にも耐えるには、防水処理をどうするかもかなり重要な要素になる。
今回は防水仕様の竿先ライトを紹介する。
糸とふうせんの余分な部分を切る
キーホルダーをふうせんで包む
コウキングする
まず、上写真のキーホルダーをふうせんで包む。
この時、ふうせんを引っ張りぎみにしてぴったりと密着するようにする。
百均のふうせんのゴムはかなり優秀で、引っ張ったりしても破れにくくなっていた。色は何色でも良いが、薄い色のほうがよく見えるかも知れない。
次にふうせんがピッタリ密着した状態にしたまま、糸で縛る。
余分な糸とふうせんを切り取る。
そして、ふうせんの切り口と糸の結び目にに瞬間接着剤を垂らし、固定する
次に、先ほど作っておいたボールペンの芯で作ったアタッチメントを瞬間接着剤で、スイッチがない側につける。
ここまで出来ると、グルーガンを温めてふうせんの切り口をコーキングし、取り付けたアタッチメントを補強する。
この時、ふうせんを引っ張りぎみにしてぴったりと密着するようにする。
百均のふうせんのゴムはかなり優秀で、引っ張ったりしても破れにくくなっていた。色は何色でも良いが、薄い色のほうがよく見えるかも知れない。
次にふうせんがピッタリ密着した状態にしたまま、糸で縛る。
余分な糸とふうせんを切り取る。
そして、ふうせんの切り口と糸の結び目にに瞬間接着剤を垂らし、固定する
次に、先ほど作っておいたボールペンの芯で作ったアタッチメントを瞬間接着剤で、スイッチがない側につける。
ここまで出来ると、グルーガンを温めてふうせんの切り口をコーキングし、取り付けたアタッチメントを補強する。
竿に装着したところ
一番手前は投げ竿で、防水処理なし。一番奥は極柔らかいガイド無しの手竿。この竿は先が随分細いので、先端には付けられなかった。
手前から2番目の黄色いのはスイッチを押す度に色が変わる(7色)、8番目には自動的に次々と色が変わっていくすぐれものだ。が、ちょっと重いのが気になる。
また、糸がらみがどのくらい発生するかわからないが、投げ竿で投げる時ははずしておいた方がいいかも知れない。
手前から2番目の黄色いのはスイッチを押す度に色が変わる(7色)、8番目には自動的に次々と色が変わっていくすぐれものだ。が、ちょっと重いのが気になる。
また、糸がらみがどのくらい発生するかわからないが、投げ竿で投げる時ははずしておいた方がいいかも知れない。
【まとめ】
釣具店で買った1個300〜400円するケミホタル形状のLEDライトがあまりに具合が良くなかったので、以前石狩の釣りで教えてもらった百均のキーホルダーを使った竿先ライトを作ってみた。かなり明るいので随分遠くからでも視認出来ることは確かだ。
防水機能がどのくらい効果があるか、わからないが、もしショートしても100円の損失だ。いさぎよくあきらめよう。
天気の良い日に投げ竿で使用する時は、ふうせんの防水はいらない。買ってきたキーホルダーに直接ボールペンの芯をくっつければ簡単に作ることができる。。
いろんなキーホルダーが売っているので、いろいろ作って見ると楽しいだろう。
釣具店で買った1個300〜400円するケミホタル形状のLEDライトがあまりに具合が良くなかったので、以前石狩の釣りで教えてもらった百均のキーホルダーを使った竿先ライトを作ってみた。かなり明るいので随分遠くからでも視認出来ることは確かだ。
防水機能がどのくらい効果があるか、わからないが、もしショートしても100円の損失だ。いさぎよくあきらめよう。
天気の良い日に投げ竿で使用する時は、ふうせんの防水はいらない。買ってきたキーホルダーに直接ボールペンの芯をくっつければ簡単に作ることができる。。
いろんなキーホルダーが売っているので、いろいろ作って見ると楽しいだろう。
【2012.05.09追記】
防水にふうせんを使ったが、非常に破れやすいことがわかった。手術用の手ぶくろの指の部分を使ったほうがいいかもしれない。
竿先への取付方も、ボールペンの芯を使う方法は、かなりむずかしく、時間もかかるし面倒なので、目玉クリップを使う新しい方法を考えた。これはとても便利、竿先ライトの他にも自転車の補助ライトにも使えるし、いろいろ使い道はある。《2012年5月9日の日記》にちょっと詳しく書いておいた。
防水にふうせんを使ったが、非常に破れやすいことがわかった。手術用の手ぶくろの指の部分を使ったほうがいいかもしれない。
竿先への取付方も、ボールペンの芯を使う方法は、かなりむずかしく、時間もかかるし面倒なので、目玉クリップを使う新しい方法を考えた。これはとても便利、竿先ライトの他にも自転車の補助ライトにも使えるし、いろいろ使い道はある。《2012年5月9日の日記》にちょっと詳しく書いておいた。
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