回転式魚干し機
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ホッケやカレイ、イカなど釣ってきた魚を新鮮なうちにひと干しして食べると、とても美味しい。一般的には、市販されている魚干し網で干すが、夏、風がない時などは上手に干せない。また、網なしで干すとハエなどがついて不衛生だ。
電池式の回転する魚干し機も市販されているようだが、かなり値段も高いし、馬力もなさそう。積丹の沿道などではたくさんのイカを、回転式干し機で干しているのを見たことがある。これはかなり便利で早く干せそうなのでかねがね、似たような物をつくってみたいと思っていた。
今回、使っていない足揉みマッサージ器のモーターを使って自作してみた。このモーターは低速回転の力強いモーターで、かなりたくさんの魚が干せる。
右動画は、魚が釣れないので濡れタオルを8枚干している。
電池式の回転する魚干し機も市販されているようだが、かなり値段も高いし、馬力もなさそう。積丹の沿道などではたくさんのイカを、回転式干し機で干しているのを見たことがある。これはかなり便利で早く干せそうなのでかねがね、似たような物をつくってみたいと思っていた。
今回、使っていない足揉みマッサージ器のモーターを使って自作してみた。このモーターは低速回転の力強いモーターで、かなりたくさんの魚が干せる。
右動画は、魚が釣れないので濡れタオルを8枚干している。
全景
■作り方
1.マッサージ器をバラして、モーター部分とスイッチ部分を取り出す。
切り取ったスイッチ部分
モーター部分は簡単に取り出せるが、スイッチの部分は本体ケースを金鋸で切って取り出した。タイマーの部分と回転方向変換、回転スピードの調整部分を全部生かすことにした。
左写真、一番上がタイマーで、まん中が回転スピード、下は回転方向を変えるスイッチだ。
ケースを無理矢理金鋸で切り取ったため、ずいぶん不格好な物になったので、プラスチック(アクリル)の板を切ってホットガンでくっつけた。板が透明のしかなかったので、中が透けて見える。白い板にすればもうちょっとはかっこよかったかもしれない。
左写真、一番上がタイマーで、まん中が回転スピード、下は回転方向を変えるスイッチだ。
ケースを無理矢理金鋸で切り取ったため、ずいぶん不格好な物になったので、プラスチック(アクリル)の板を切ってホットガンでくっつけた。板が透明のしかなかったので、中が透けて見える。白い板にすればもうちょっとはかっこよかったかもしれない。
2.コンパネと1×4材で本体部分を作る。
取り出したモーターが、1×4材の幅にちょうど収まる大きさだったので、コンパネを切ったのと組み合わせて本体を作った。
土台と本体下部
駆動部分は、モーターを縦に使い、回転軸に釣り竿を固定して延長し、魚を吊す部分の高さを確保した。
モーターの回転軸と竿の接続は、足揉み器をバラした時にモーターを固定していたアタッチメントを、釣り竿にエポキシボンドで固定し、取り外しできるようにした。
このモーターかなり重いので、軽い物をまわす時はぐらついて倒れないが、魚をたくさん吊ってまわすと倒れる。かなり大きな力が働くので、相当しっかりした物で固定しないと倒れてしまう。
そこで、車のホイールを使って本体を固定することにした。本体とホイールを完全に固定してしまうと家の中にしまえなくなるので、自転車のチューブを使って、写真のように取り外しできるようにした。これで、使い終わったら本体部分は家の中にしまえるので勝手がよい。これは我ながらグッドアイデアだった。
モーターの回転軸と竿の接続は、足揉み器をバラした時にモーターを固定していたアタッチメントを、釣り竿にエポキシボンドで固定し、取り外しできるようにした。
このモーターかなり重いので、軽い物をまわす時はぐらついて倒れないが、魚をたくさん吊ってまわすと倒れる。かなり大きな力が働くので、相当しっかりした物で固定しないと倒れてしまう。
そこで、車のホイールを使って本体を固定することにした。本体とホイールを完全に固定してしまうと家の中にしまえなくなるので、自転車のチューブを使って、写真のように取り外しできるようにした。これで、使い終わったら本体部分は家の中にしまえるので勝手がよい。これは我ながらグッドアイデアだった。
3.魚を吊す部分は、百均のタオル干しを加工して作る
魚を吊す部分
魚を干す部分で大切なことは、まず第一に簡単に魚が吊せること。本体から取り外すことができれば完璧だ。また小さいカレイなら一度に20匹くらいは干したいものだ。
魚を干すフックは適当なものがなかったので、2ミリくらいの硬いステンレスの針がね(釣りの仕掛け用に釣り具店に売っていた)を曲げて、先をヤスリで尖らせ魚を簡単に引っかけやすくした。このタオル干しは八本腕があるのでその一本に3個のフックをつけると全部で24匹の魚が干せる。この尖ったステンのフックは錆びないし、とても使いやすい。我ながらグッドアイデアだった。ただし、先が尖っているので、かなり危ない。その点は注意しよう。
本体の回転軸との接続は、タオル干しの下側に、写真のように釣り竿を7センチ位切って、エポキシで接着する。下の軸と接する部分に丸いゴムパッキンをはめれば完璧だ。
魚を干すフックは適当なものがなかったので、2ミリくらいの硬いステンレスの針がね(釣りの仕掛け用に釣り具店に売っていた)を曲げて、先をヤスリで尖らせ魚を簡単に引っかけやすくした。このタオル干しは八本腕があるのでその一本に3個のフックをつけると全部で24匹の魚が干せる。この尖ったステンのフックは錆びないし、とても使いやすい。我ながらグッドアイデアだった。ただし、先が尖っているので、かなり危ない。その点は注意しよう。
本体の回転軸との接続は、タオル干しの下側に、写真のように釣り竿を7センチ位切って、エポキシで接着する。下の軸と接する部分に丸いゴムパッキンをはめれば完璧だ。
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