特長フラシ
小樽の南防波のイカ釣り…等、高い防波堤でフラシを使う時、釣ったイカや魚をフラシに入れるのに、いちいちフラシを引っ張り上げなければならない。このフラシは見てのとおり、イカや魚を素早くフラシに入れる事ができる。
また、フラシの口を開けたり閉めたりしなくていいので楽だ。
通常、いったんバケツに獲物を入れ、少したまってから、フラシに入れ換えるのが普通だが、1匹釣れたらすぐフラシに入れると、魚が最後まで元気だ。
注意事項として海が荒れ気味の時は、中央部でねじれることがあるので、時々、点検してやる必要がある。
【作り方】
下部の魚が入る部分は、魚干し網の中間部の仕切りの網をはずして作る。その上部周りに浮子をつける。発泡スチロールを切ってつけてもよい。
その上の魚を導く網の部分は、ホーマックなどで売っている農作業用の風除け用の網を利用して作ると安くあがる。
骨組みの針金は、洗濯の時使う針金ハンガーを切って曲げて使うと、エコだ。
網を縫い合わせるのにはミシンを使う。
網の部分が出来たら、ヒモを左右2本、結束バンドでつけて出来上がり。
このフラシの大きな欠点は、かさばるので、持って運ぶのが大変なことである。大五郎みたいなものがあればよいのだが…。
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