18年11回目・6月4日(日) 　小樽南防波堤ヤリイカ第四弾

小樽港の南端の南防波堤、陸続きの800メートルもある防波堤。左の写真は、その基部にある駐車スペースだが、釣り人以外の使用を見た事がない。去年、道路工事の際舗装されたが、有難い事だ。

日曜日、雪だるま氏に、パソコン電話したら、一緒に釣りに行ってくれるという。前回は風が強いしうねりもあったが、今回は良さそうなのできっと、大漁だ！？？
釣りに行く時は大概、大漁だと思って出掛ける。その通りのことは10回に1回もない、大概は貧果に終わる。それでも今回のようにたった１ハイだが、大きなイカが釣れたりする。今度はこんなのを5〜6ハイ釣ろうと思う。だから、釣りはやめられないのである。

今回は、前回に引き続きイカ専で、3時頃家を出て、5時頃防波堤に着いた。そんなには混んでいない。いつもどおり、自分は大五郎を、雪だるま氏は小五郎を押して前回とほぼ同じ場所に座を構えた。
沖側で釣っていた好青年に「大五郎ですか？」って声を掛けられた。
「ハイ、そうです」なんて、ドキドキしながら答えた。こんな稚拙なホームページを見てくれている方もいるんだな〜っと思った。
左は、今回の釣り座である。
先端から100メートル位？の位置だと思うが、どういう訳かこの位置がいつも、広く空いている。
風の具合もいいし波もなかった。ただ終始、潮が右から左へ流れていた。反対の方が釣れる、と雪だるま氏は言っていた。
イカ釣りのみなさん結構いましたが、10時頃にはほとんど全員お帰りになりました。今回もしつこく粘ったのは我々と他数人だけでした。
今年はいつ頃まで、ヤリイカ釣れるのだろうか。

右は、今回使用した餌である。
チカは手頃な大きさのが沢山釣れた時、又はお店で買って、塩をして水分を少し抜く、それをペーパータオルに包んで、ポリ袋に入れて冷凍庫で保存しておく。
鶏肉は、ササミ肉又は胸肉をテーラーの大きさよりやや大きく切って、やはり塩でしめ、冷凍保存しておくと良い。
両餌とも釣具店でも売っているが、自作の方が安上がりだ。
今回は、鶏肉のテーラーにオスのヤリイカがかかった。前回はチカだった。という事はどちらでも釣れると言う事だ。どちらの方が良いと言う事はない。

イカは、フラシに入れて生かしておく事が出来る。帰る時、海水につけて、"ブクブク"でも付けておけば、家で透き通ったイカの刺身が食べられる。という事で、南防波堤用に特長フラシを去年作った。それを去年、何回も使わないで、紐がゆるんで流してしまった。
左の写真は作り直したものである。
作り方は、ホーマックなどで風除網を買ってくる、百均で紐を買ってくる、針金の衣紋掛け沢山集めてくる、発砲スチロールの切れ端を拾ってくる、無ければこれもホーマックで売っている。後は、気長に、売っているフラシを参考に作っていけばいいのである。
ただ、かさばるので持ち運びは大五郎でも無ければ結構大変だ。かさばらないものを安く作れれば、特許を取って大もうけ出来るカモ。

右は、今回雪だるま氏が釣ったマイカ。
もう少しすると、テーラーを遠投して、マイカを数釣り出来るようになる？？　さて、今年はどうでしょう？

マイカとヤリイカの食味というと、ヤリイカは身がうすくコリコリ感がある。マイカはネットリ感があって、ヤリより甘い。小さいのは両方そんなに変わらないが、自分で釣ったものはとにかく、すごく美味い！！

雪だるま氏の小五郎である。コンパクトで普通車にも積める。この上に竿袋を縛って使う。
いつも、大五郎は追い越されて行く。全くの逸品だ。殆ど同じものが商品化されて、ホーマックで売っていた。
釣り用の運搬具は、最近いろんなものが売っている。
しかし、小五郎や大五郎にまさるものはそんなにはないだろう？？？？



左は、24リッターのクーラーに入ったヤリイカである。ホントに大きいイカだった。

今回イカを生かして持って帰ろうと、フラシから出したイカをクーラーに海水を入れ、氷を入れ、ブクブク(電池式で空気の泡が出る、800円位で買える)をセットして持ち帰った。帰った時はまだ生きていたが、朝には動いていなかった。
「お父さんお店に売ってるみたいでしょ」
って、ほめられた。ホントは店でも、こんな立派なのはめったに、お目にかかれないんだが、1パイじゃチョット自慢出来ないか。
しょうがないから、今度こそいっぱい釣ってこようと、決心したのだった。

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