26年3回目・2月27日(木) 小樽港偵察

抱卵チカ！

次の日から寒くなるというので、思いきって出かけることにした。

いつものように午前11時前に家を出た。今回は投げ竿も1本出してみようと思っていたので途中、釣具店に寄ってイソメ小を買っていった。

南防波堤は除雪されていて車で下に降りられるようだった。堤防には2人の釣り人が見えた。何が釣れているのか気になったが、通り過ぎた。

色内埠頭にはチカ釣りの人が1人と、餌義かワームを飛ばしている人が2人いた。釣果は芳しくないようだった。

第一埠頭や他の釣り場も気になったが、前回チカが釣れた厩に行くことにした。寒い冬の釣りは、車のそばで釣ることが出来ることはありがたい。

厩岸壁の様子は前回と同じようで、雪がいっぱいだ。右端のほうに釣り人が除雪して釣れるようにした場所が数カ所ある。北防のほうにも同じように釣ることの出来る場所はあるが、中央部はちょっと釣りは無理っぽい感じだ。

いつものようにまず2号素針仕掛けの竿を1本出した。
今回は欲張り仕掛けのちょい投げ竿も1本出す事にしたので、準備していると、奥が良型チカを釣った。

竿を出して10分もしないうちに1匹釣れて、「今日は釣れるかも…」と期待したがそれほどでもなかった。

岸壁の雪の上にイガイの殻がたくさん落ちているので、これは餌になるのかもしれないと思い、ギャフで少しとって、1本の竿の仕掛けにアミの代わりにつけてみた。
全部で14匹釣れたチカのうち、3匹はイガイの仕掛けで釣れた。
貝を割って、身をハサミで小さく切り、2号の素針に引っかけるようにしてつけたが、意外と餌持ちがいい。これはいい餌だと思った。

写真上の仕掛けは、7本針の超欲張り仕掛け。川ガレイ、居残りカンカイが釣れるかも思って出してみた。少なくともハゼの2〜3匹は釣れると思ったが、全くあたりはなく、最後にあげた竿に1匹ハゼがついていただけだった。

サビキのほうは、チカがまわってくるとパタパタと釣れるが、通り過ぎてしまうと沈黙の時間が長い。
竿を出したときに5匹、4時頃、3本の竿に2匹ずつ、一度に釣れた。
右端で釣っていた方は、朝9時から釣り始めて5時間で17〜20匹くらいのチカを釣っていた。その方が帰っていったので、1本の竿を持って右端ですこし竿を出したら、1匹釣れた。

長年使っている優秀釣りグッズ。
この竿置きには竿2本と集魚灯、水中UVライトを装着できる。

釣り道具を片づけて最後にあげた竿についていたハゼとチカ。両方ともあたりを見のがしていた。

電気を点けてから釣れたのはこの2匹のみ。前回は電気を点けてから中形チカがいっぱい釣れたのだが、今回はサッパリだった。海面にチカの姿も見えないので、6時半頃から片付けを始めた。
帰るときには、ほかに釣り人はいなかった。

●今回の料理

今回料理の写真を撮るのを忘れた。
チカと唯一のハゼはフライにした。チカは全部抱卵していた。抱卵チカは南防波堤の基部付近で随分釣れたときがあったが、ここ何年かは釣れていない。今年はどうなるのだろうか？

厩岸壁、午後4時頃

今回の釣りの感想は、………(^_^)
貧果は予想していたので、15匹も釣れたことはうれしかった！