J.エディタ(検索置換)
"J.Edit"は、シェアウエア2500円です。(2000年現在)
http://www.matsumoto.co.jp/で入手出来ます。
文字を編集するソフトのことをエディタといいます。J.Editはマック用のエディタとしては超有名なソフトです。ということは、使い勝手がいいということだと思います。文字を入力するにはワープロやその他いろいろありますが、もっとも軽快に速く作業ができるのはエディタです。
数あるエディタの中で、Macでは何故、J.Editが便利でいいのかというと、まず、アップルスクリプトに全面的に対応しているということです。ということは、ほとんどの動作がA.スクリプトで制御出来るということです。
A.スクリプトでは各アプリケーション間での動作を自動化できます。
また、クォークも全面的にA.スクリプトに対応しています。ということはJ.EditとクォークをA.スクリプトでひとつのアプリケーションのように自由自在に操作することが出来るということです。
J.Editの機能のひとつに検索置換というのがあります。クォークにも検索置換はありますが、はるかにJ.Editの方が機能的に優れています。どのようなものがあるのか見ていきましょう。
メニューバーの"ツール"から"半角→全角"または"全角→半角"を選ぶと、カタカナ・英字・数字・記号、記号については何を変換するか詳細にわたって指定出来ます。クォークに文字データを取り込む時、自分で作ったものなら作る時にそのように入力すればいいのですが、人の作ったデータを使う時は、英字は半角か全角か、記号類はどうかなど、整理しておかなければならないことが沢山あります。このメニューバーの"ツール"で整理しましょう。
例えば、ワープロ等で入稿されたテキストデータなど数字が全角やら半角やら混ざって作ってあるものがあります。後々の作業のために統一しておくことなどが簡単にできます。
最も便利だと思われる機能に、メニューバーの"マクロ"で(マクロとはスクリプトなどで自動化されたコマンド(命令)のことをいいます)"複数一括置換"というコマンドがあります。
これは最初からついている機能ではありませんが、いろいろな検索置換をいっぺんにやってくれるマクロです。保存も出来ますからよく使う置換は保存しておくとホントに便利です。例えば半角数字を漢数字に変えるマクロなど
この複数一括置換を使うためには、JMultiReplaceというapplescriptのアプリケーションが必要です。上記matsumotoのHomepageからダウンロード出来ます。フリーウエアです。
インストールの方法はダウンロードして"JMultiReplaceについて"をお読み下さい。(JMultiReplaceをJ.Editの入っているフォルダにおいて、付属の機能拡張書類をシステムの機能拡張フォルダに入れるだけです)
マルチファイル検索も最も便利な機能の一つです。この機能は最初からついています。フォルダを指定して一度に複数のファイルを検索置換出来ます。始めて使った時は感動したものです。
正規表現を使った検索置換が出来ます。正規表現にはその使える事柄にレベルがあって、ちょっとややこしいですが、J.Editで使える正規表現は、ちょっと気を入れて覚えれば努力の割には役にたつものです。
その他いろいろ
●DTPで使う検索置換について(クリック)