23年24回目・12月14日(水) 小樽港厩岸壁右端
釣れた魚(奥と2人の釣果です)
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ニシン大1匹、中1匹、コニシン多数、チカ大13匹、カタクチ8匹、サバ1匹
場     所
小樽厩岸壁
実 釣 時 間
(竿を出している時間)
午後12時00分から21時(9時間)
持っていった餌
赤アミ4個
使用した仕掛け
2号素針仕掛け、8号ハゲ皮、8号スキンサビキ(籠・ケミホタル付き)
大きいニシンは1匹しか釣れなかった
なかなか行けなかったニシン釣りにやっと行くことができた。
冬の釣りは車のそばで釣るに限るということで厩で釣ることにした。そんなに寒くはなかったが、帰り仕度をしているときにみぞれが降ってきた。
加工前の大きい写真はjimdoサイトにアップしてあります。
南防波堤には、4〜5人くらいの人が投げ竿を出しているのが車から見えた。カンカイでも釣っていたのだろうか。 12時頃、色内の先端右角付近は釣る場所はなかったが、先端右側の巡視船のあたりや左側のコの字方向はまだ大分空きがあった。でも寒いので車のそばで釣ることの出来る厩で釣ることにした。
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釣り座の左側(13:05)
厩岸壁は、広くて釣りやすい場所なのでかなり混んでいる。どこで釣ろうか、あいている所を探していたら、なんと右端があいていた。
左側に最初投げ竿を出していて、あとでサビキに変えていた方がいたので、「ニシンはどうですか?」と聞いたら、「先週の土曜日は昼間でも釣れた、今日は条件がよすぎてつれないのでは…土曜日は吹雪いていた」といっていた。ニシンもカンカイのように天気が荒れないと釣れないのだろうか。
とりあえず、いつものように2号素針仕掛けを1本出した。それとニシン用の8号の蛍光塗料付きのサビキも出した。

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ボラ(12:37)
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チカ(12:38)
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チカ(13:37)
仕掛けの準備をしているとき、左の方で何か騒いでいるので、見に行くと、ナント大きいボラを釣り上げている人がいた。この方は結局、3匹のボラを釣って帰っていった。仕掛けは普通のサビキだった。寒ボラは刺身がうまい。昔、徳島ではよく食べたものだ。アラは味噌汁にするといいダシが出る。ボラには、ボラのへそと呼ばれるそろばん玉のようなものが、1匹に1個入っている。コリコリして砂肝のような食感でおいしい。
自分たちにはチカが釣れた。かなり大きいチカで全部子持ちだった。忘れた頃にチカが竿先をゆらしてくれるのでうれしい。ほとんど奥が釣って、自分は針はずし専門だったが……。それでも3匹くらいは自分が釣った。

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コニシン(15:46)
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コニシン(15:55)
4時近くになって、コニシンが廻ってきたのかたくさん釣れる。コニシンはキープしたり振り落としたりしていたが、全部持って帰ればよかったと後悔した。
ニシンは置き竿で釣るよりシャクっている方が釣れるらしいので、自作手動シャクリ器を持っていった。
右の動画は今回の様子だ。
このシャクリ器、4本の竿をのせることが出来る。動画は2本しかのせていないが、思ったより軽くしゃくることが出来る。かさばらなければ優秀なグッズだ。

今回大きいニシンが1匹釣れたが、残念ながらこのシャクリ器ではなく、奥が釣っていた竿にかかった。籠なしの仕掛けの上下にケミホタルをつけたものだ。籠を付けるとシャクルのも重たいし、アミを入れるのも面倒だ。あまり釣れなかったので、この籠がどのくらい効果があるのかまだわからない。
また、きらきら光る集魚板や水中ライトの効果もよくわからない、釣れるときは釣れるし、釣れないときは何をしても釣れないような気がするが……。去年第二埠頭で釣っていたとき、自分たちのすぐ左で、たくさん釣っていた方は、何もつけないシンプルな仕掛けだったが、バンバン釣っていた。
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奥が釣った唯一大きいニシン(20:23)・撮影失敗
明るいうちはチカが思い出したようにつれ、夕方になってコニシンが廻ってきた。しかし、大きいニシンは午後8時頃に、とても小さい群れが通り過ぎただけだったようだ。
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色内埠頭(16:39)
右写真は、午後4時39分の色内埠頭だ。発電機のあかりがずいぶんついている。
この写真を撮ったときは釣れているのかどうか気になったが、そんなには釣れていなかったみたいだ。
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発泡スチロールに入れたアミ
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玉葱ネットに入れたアミ
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アミ詰め器
今回は前の日からアミを解かして万全の準備で釣りにいった。忘れ物もなかった。そういうときは魚は釣れない。
アミは凍らないように発泡の箱に入れていったが、そんなには寒くなかった。アミを籠に詰めるのに、上右写真のようなものも準備していった。これはかなり便利だったが、それでもまだ工夫が足りないと思った。玉葱ネットにアミを入れておいたものも足元に垂らしておいた。
でも大きいニシンは1匹しか釣れなかった。
毎年色内埠頭はニシンがよく釣れる。今年はくの字のほうでマイワシがたくさん釣れた。ニシンは右側の先端付近でよく釣れている。マイワシとニシンでどうして釣れる場所が違うのかわからない。釣りはわからないことだらけだ。だからおもしろいのだ。

●今回の料理
大きいニシンは刺身に、チカはフライに、コニシンとカタクチは酢じめにした。
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チカとニシンの刺身
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フライ用のチカとニシンの骨
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酢じめ中のコニシン
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15日夜のおかず
今回、釣れた魚が少ないので後始末は楽だが、外の流しが処理の途中で凍ってしまった。ちょっとビックリした。
刺身とフライはいつもどおりの処理だが、コニシンはカタクチのように手でさばけない。
まず、頭、内臓、しっぽを落とす。この時、うろこを落とすことが大切なのだ。包丁でこそげるようにかるく落としたあと、何回も洗って、完全にうろこを落とす。その後、包丁で背開きにするが、小さいのでたいへんだ。
小さい魚だが、ちゃんと処理すればおいしく食べることは出来る。小さいのでにぎるのはたいへんだが、ラップでまん丸ににぎって、ショウガで食べればおいしいにちがいない。

今回の釣りの感想は、………(^_^)
準備が万全のときは魚は釣れない
コニシンはうまい!!!

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