23年5回目・4月27日(水) 厩で何とかヤリイカ！

ヤリイカが釣りたかった！

今回も小樽港を順番に見ながら、厩（うまや）でお昼頃から7時頃まで竿を出した。

南防波堤にはちょうどお昼頃着いた。10台くらいの車が停まっていて投げ釣りをしている人がいる。防波堤に登って、チカの姿が見えないか海面をのぞいてみたが、姿は確認できなかった。
次に隣の旧木材置き場にも行ってみたが、何か釣れているような気配は無かった。ここは以前隣で釣っていた人が大きいクロガシラを釣って、タモ入れをしたことがある。
第一埠頭にも寄ってみた。ホッケの垂らし釣りをしている人がいたが、ほとんど釣れていないという話を聞いた。
色内埠頭もあまり釣り人はいなかった。

厩に来てみると、今まで見てきた釣り場の中では南防波堤の次に活気がある。
前回は投げ釣りの人ばっかりだったが、今回は垂らしでホッケを狙っている人や、北防寄りにはヤリイカ狙いの人もいた。
北防にも最初は人があまりいなかったが、だんだん増えていった。
ヤリイカが釣りたかったので、北防寄りから70メートル付近で竿を出すことにした。
左側の方はイカ狙いの竿2本、ホッケ狙い1本を出していた。右はホッケ狙いのようだった。赤く染めたマグロの切り身を使っていた。
イカ用に5連結のイカブランコ仕掛け《参考》を用意していたら、隣の方が「すごい！」と驚いていたが、きっと馬鹿にされていたと思う。もう１本、小さいテーラー2連結を出した。餌は両方とも鶏肉の塩じめだ。5連結のほうは餌の装着がただ差し込むだけなので楽でいい。最初にヤリがかかったのはこの仕掛けだ。落としてしまったが…。
他にホッケ用に、5号素針の仕掛けにマグロ塩じめの小さい切り身をつけたのを2本出した。

竿を出してから何の音沙汰もないまま2時間位経ったとき、ホッケ用の竿がかすかにピクピク動いた。慌てず少しそのままにしておくと、グィーと竿先が引き込まれた。うの字だった。
それからちょっとの間、右側の人にも左側の人にもウグイがかかる。
大きい魚体の割にはアタリは小さい。ちょっと竿先が動くだけだ。すぐ合わせるとまず、ハリがかりしない。そのままにしておくと、かかる時もあるが、そのままになってしまうこともある。
今回はハリが5号と小さかったので、7〜9号くらいにして、あたりがあったら、次のあたりで合わせるようにしたら、釣り逃しが少なくなるように感じた。

うの字が釣れ出して少し賑やかになってくると、奥も車から出てきて、ホッケを釣った。今回、ホッケが5匹釣れたが、全部奥が釣った。

自分は、うの字を2匹釣ったが1匹はゴメにくれてやった。

右写真は4時38分の釣り座の様子。手前2本がイカの竿でその右2本がホッケの垂らし、一番右に、強欲15本針仕掛け（全長8メートル）を付けた9メートル長竿が見える。
イカの5連結で馬鹿にされているので、この15本針を出すのはちょっと考えたが、せっかく作ったのに試さないわけにはいかないので、出してみたが大体予想どおりの結果で、可もなく否もないという感じだった。仕掛けは無事回収できた。
釣果は巨大ヒトデ5個。

上左写真、イカの浮きが写っている。手前がテーラー小2連、右が5連ブランコ。ゴメは最近餌が少ないのかいらだっているように見えた。自分が上げたかなり大きいウグイも丸呑みしていた。

暗くなってバッテリーライトを点灯した。
イカ釣りのほうは最初、5連仕掛けにヤリイカが釣れたが、もう一歩のところで落としてしまった。すごく悔しかったが、そんなそぶりは見せないようにした。そのあと何回か、プシューという音を聞いたが、上がったのは奥が釣った1パイだけだった。

●今回の料理

ヤリイカは帰ってすぐ刺身にした。
マイカと違って皮がむきやすいので簡単に刺身ができる。大葉があったので、一緒に食べると風味が増しておいしい。

今回の釣りの感想は、………(^_^)
今時期のホッケは、食いがしぶい。釣り方によって釣果に差が出る。
8号の素針サビキにマグロを小さく付けて垂らしておくのが秘訣。